2015/11/08

Tomoyo Horiuchiのクラッチ伝説。〜高速教習からみきわめ編〜




最近よく、お客様に聞かれることがある。





















『免許とった??』
























この言葉は、タモリさんに
『髪切った??』










と聞かれるくらい嬉しいのだ。





その結論は、お楽しみにとっておくとして。


本日はわたしが、
教習所に通っている頃の、
思い出話をしたいと思います。



色々と忙しくしていたわたしは、(言いたいだけ)
1カ月くらい放置し、
運転の感覚が鈍ったところで、
久々の運転で、高速教習という
ちょっと過酷な状況だった。




久々の教習は、石神教官。
ダンディーでトレンディーなイケメン(個人的に)な、
初めての先生だった。



高速教習ということで、
他の生徒と相乗りをする。




メンバーは、
・18歳の冴えない大学生(通称おつる)
・見かけがどうも、30歳オーバーでヤンキー上がりな人(通称北斗)
・石神教官(通称石神)
・わたし



この四人で高速の旅が始まった。






最初は大学生の冴えない君が運転をする。
冴えない君が、佐倉まで向かい
佐倉のインターからわたしの運転に変わるという方法を提案された。




冴えない君の運転は、
少しばかり乱暴な面もあるものの、
しっかりとマニュアルの車を操作している。




初めての高速にドキドキしていたのだろう。
ついつい前の車を追いかけてしまい、
冴えない君もスピードが出てしまう。




時々、トレンディー石神に注意されながらも、
すんなりと佐倉までつく。




そこで、わたしと運転をバトンタッチ!
わたしは久々の運転をし始める。

おぼつかない運転。
久々だし、ドギマギしているっ!




だがしかし、トレンディー石神とは初めての教習だったので
そのドギマギ感を隠す。



高速って、高速な車ばかりでおっかないっっ!!!!
ビクビクしているも、何故か隣の車線の白線に寄って行ってしまう。
何度も注意されながら、なんとか成田までつき、
出口を出てから、また成田の入り口に入っていく。




トップまで入れていたギアを、
苦手な減速チェンジでローまで落とし、
断続クラッチしながら、急なカーブを、曲がる。





これは、わたしの苦手がたくさん詰まった状況っ!





恐れながらも、焦りながらもなんとかこなして、
成田の入り口に、入ることができた。


そこでまた、クネクネした道を走りながら
ギアを上げでいかなげればならない。


久々に車というものを運転するわたしは、
焦って仕方がない。
焦り切って、ギアを4速に上げたところで、





『危ない危ないっっ!!!』





そんな声がした。
間違ってギアを見ながら運転してしまっていて、
前を見ていなかった。。。
いわいる前方不注意の状況だった。






高速の本車線へ向かう道のりの、ガードレールに
追突しそうになってのだった。











『やっぱしギアチェン、苦手だっ!』


『ギアチェンはしたくない!!』









そんなことを思ったのは、今だから言える笑い話だ。









トレンディー石神にも、
『マニュアルの運転は忙しいんですよ。』
と、ちょっと冷めた口調で言われる。




『いや、、、、はい。いや、久々の運転で…』

なんて言い訳したかったけど、
言い訳にならないし、そんな余裕もなく
黙り込んだ私は、
半べそをかきながらも、酒々井のパーキングまで
車を運転しきったのだった。




そこで、トレンディー石神に
30分くらい休憩してください。

と指示を得る。







休憩っていっても…
なんか初めましての人だし、
恥ずかしい運転しちゃったし…
なんか、冴えない君とヤンキーあがり風な怖そうな人だし、、、、エーーーーン!




と思っていたら、
ヤンキーあがり風が、わたしたちをまとめはじめた。



『お疲れさま〜〜〜。高速怖かった?』




わたしと冴えない君は頷く。
内心わたしは、
『あなたのほうが怖いです。』
そうつぶやいた。







なんだかんだで、
3人で連れションをして(もちろんわたしだけ女子トイレ)
サービスエリアのモスバーガーで、お茶をすることに。





『何飲む?』





ヤンキーあがり風が言ってきた。
なんと、冴えない君とわたしの分を支払ってくれたのだっ!!!!



なんて優しいんだ、、、
怖がってしまってスミマセン。。。
そんなことを、心で思い直したわたし。


いや、冴えない君もきっと
そういう風に思い込んでいたに違いない。




しばしの間談笑し、
冴えない君は免許を取っても車はいらない。
ということと、
ヤンキーあがり風な人は、32歳くらいで(もうちょっと上に見えた)
若いうちに結婚し、高校生の息子と中学生の娘がいる。
建築系の会社の代表だかのお仕事をしている。

そんな情報を得たのだった。




そして、ヤンキーあがり風な人は
仕事車でスピードを出しすぎて、
大ビスを切られて
一年放置していたが、
また一年後に同じ場所で、大ビスを切られてしまって
一発免停になってしまって
教習所に通い直しているらしかった。






酒々井から新習志野くらいまで、
この建築系の会社の代表みたいな人の運転だったので、
ダンディー石神も安心して、助手席に乗り
代表みたいな人と、フェラーリの話とかして、
盛り上がって帰ってくる。






その後も、
冴えない君と、わたしの運転に変わっても
ダンディー石神と代表の会話が弾んでいるので、
わたしも冴えない君も、リラックスしながら運転できたので、
その日はなんなく、高速教習を終えることができたのだった。





その次の日は、
ずぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜っっっっtぅつxっと受けれなかった
救急救命の授業をやっと受ける。
これの日程が合わなかったから、
わたしのギアチェン苦手が、再発したのだ。




そんなことを思いながら、
救急救命の教室に行くと、
昨日の代表がいるっ!!!





なんか、気まずいっっ!!!!!









烏龍茶をご馳走になっておきながら、
こんなこと思ってしまうわたしは、人でなしだ。

そんなふうに思った。





一応、挨拶をすませちょっと遠くに着席する。
わたしの悪い癖だ。


そんな自分に、嫌気を感じながら前を見ると
ダンディー石神が。




『今日は、応急救護の授業です』



今日もダンディー石神の教えをこうことになるのか。
ちょっと嬉しくなったわたしは、
熱心に人形に人工呼吸をほどこしたり、
心臓マッサージをすることに励んだ。





三時間くらい頑張って、授業も終わり
これでやっと効果測定を受けれる!
と安堵の気持ちと、
昨日お世話になった代表とも
サラッと別れを告げて、
次なるステップに、
急発進する爽快感で、
受付にて効果測定のお申し込みをする。









ここで、嫌な過去が蘇る。
むりやり海保教授(一段階でお世話になったダンディー)に、
受けろ!
と言われた効果測定で、2回連続での汚名をつけることになってしまったわたし。



そのトラウマが蘇るも、
以外とあっさりとをもらい、
さらなる飛躍を告げられる。








次は、みきわめのみきわめ。
また新たの日に、みきわめのみきわめを受けることに。




そこでは、また初めての教員の同い年のお調子者。(名前は覚えていない)



『堀内さんは、今日は学校休みなの〜〜〜?』






でたでた!
わたしにとってのタブーワーズ!
免許通い始めて、4・5回は言われているこれ。





ちょっとイラッとしたわたしに、
同い年のお調子者は、


『あっ、失礼しましたっ!俺と同い年だったんだねぇっ!』



失礼って知ってるんじゃんっ!
ちゃんとそういう質問は、名簿を見ながらしてほしいねっ!
っていうか、あなたは同い年なんですかっ!
見えませんねっ!はははぁ〜〜〜
という、ブラック内が心に現れてしまった。






そんなこんなで、
第一印象の悪い教官を乗せて、
津田沼付近をドライブに連れて行ってやるも、
イライラと、もうすぐ卒業できる!
という焦りからか、
今までで一番下手な運転をしてしまう。





終いには、
右折のタイミングを焦りすぎて、早まったため




『え、今なんで行ったの?』
『怒ってるとかじゃなくって、理由がしりたいんだ。』




そんなことを言われる。
わたしは、運転している最中は会話をしない主義(会話ができない)なので
黙っていると、

『いいや』


といわれる。













車内に流れる不穏な空気。
まるで、焼肉のバイキング的なのに行ったのに
焼肉食べないでカレーばっかり食べてる私に

『えっ、なんで?』
『なんでカレーばっかり食べてんの?』
『理由が知りたいんだ!』
などと言われて、
大好きなカレーを侮辱されて
そんな気分にさせられた。







嫌なドライブだった。







もちろん、
こんなわたしには、
同い年のお調子者は、合のはんこを押してくれず、
みきわめに進めないことになった。






このお調子者のせいで、
わたしの免許プランは台無し。


もう!最悪っっ!!!!!!!





なんて打ちひしがれてしまったわたしの目の前に現れた
一筋の光っ!!!!!














次回、
Tomboy Horiuchiのクラッチ伝説〜運命の教官に出会う〜










へ、
つづく。









10/28-11/15









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